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丁張りの有無で作業効率はどう変わる? 

情報化施工のメリットと言えば・・

「丁張りがいらなくなって作業効率が上がる」

って事をよく聞きます。

けど、実際にどれくらい効率が上がっているのか?

っていうデータってあまり目にしません。

先日、あるモデル工事の施工者さんから「このデータを見てください」とあるファイルが送られてきました。。

そのモデル工事の現場は以前にも見学会ネタで紹介したところなんですが、堤防の盛土をICTブルで敷き均してICTローラで締め固めをしている現場です。
RIMG0026.JPG

そして、盛土には一切トンボを使用しておらず、

『土工作業を行う重機の動きに無駄がなく、作業効率はあがる。』

と見学会でも皆に説明してくれていました。

その現場で、法面整形用の丁張りを打つ事になったため、丁張無しの時と、有りの時のICTローラの走行軌跡図を送ってきてくれたのです。

それがこちら・・ (クリックで拡大)
kiseki.gif
明らかに、測点付近にある丁張りを避けているのがわかります。。


軌跡図には、走行時間や、距離も記載されているので見てみると・・

・走行時間
  丁張り有:4h12m 丁張り無:3h15m  23%短縮 
・走行距離
  丁張り有:20,300m 丁張り無:18,695m  8%減少
・平均速度
  丁張り有:4.82km/h 丁張り無:5.74km/h  19%増加

数値上でも作業効率が上がったと確認が出来る貴重な資料となりました。

もちろん全ての工事で効率が上がるわけではなく、中には施工規模が小さくて逆に効率が落ちるところもあるので、そういう事も隠さず公表していくことも必要です。

僕が一番嬉しかったのは、効率が上がったことではなく施工者さんが年度末の忙しい中、資料を送ってきてくれた事なんですけどね。。

このデータは、建設ICT総合サイトにも施工者さんのコメント付きで掲載されています。
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